野菜不足の症状一覧まとめ|子供に与える影響など

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野菜不足の症状

野菜不足になってしまうと、いったいどのような症状が出てくるのでしょうか?健康に良くないのはもちろんですが、肌が荒れてきてしまったり、貧血になってしまったり、便秘になってしまうといった症状はよく聞きます。

他にはどんな症状ができてしまうのか、まとめてみました。 大人もそうですが、野菜不足が招く子どもへの影響も含め、詳しくご紹介していますので、当てはまる症状があるときには、野菜不足を解消することができるように、今すぐ行動していきましょう。


1.野菜不足の症状一覧まとめ

野菜不足になるとおこる、便秘や肌荒れ、貧血といった症状はよく知られています。野菜不足は、その他にもさまざまな症状を引き起こすことが分かってきています。

症状その1 肥満

肥満

色々な食物に含まれる糖質は、体のエネルギーとして使われますが、必要以上に摂取された場合は、「脂肪」に変わり蓄えられます。もしも万が一何らかの危機が体に訪れ、エネルギーを補給できなくなってしまった時、蓄えられた脂肪は生命維持のための燃料として使われます。脂肪は生命の危機に備えた備え、というわけです。

これは私たちの体がもつ本来の働きによるものですが、現代の日本においては、なかなかこのような危機は訪れません。それに加え、かつて主流だったヘルシーな日本食よりも、脂っこい食べ物や甘みの強いものが好まれるようになりました。脂肪は増えていく一方です。

たくさん食べても、蓄えにならずにエネルギーとして使われれば問題はありませんが、野菜が不足することで代謝システムが正常に働かなくなります。 野菜は水分が多く含まれているので、食べた量の割にカロリーが少なく、満腹になりやすいため、食べ過ぎを防いでくれます。食事のときには必ず野菜を取るようにすることが大切です。

症状その2 風邪を引きやすくなる

風邪

野菜から摂れるビタミンやミネラルは、体の持つ免疫システムが正常に働くための重要な要素です。免疫とは、体内に異物が入ってきた時に異物と戦い体を守る機能です。

ビタミンやミネラルが不足し、免疫力が低下してしまうと、風邪をはじめさまざまな病気にかかりやすくなってしまいます。風邪を引いてしまってから、風邪薬と一緒にビタミン剤を飲むのでは遅いくらいです。入ってきても発症する前に排除できるような免疫力を付けておくことが大切です。そのためには、野菜からの栄養をしっかり摂ることが必要となってきます。

症状その3 アレルギー症状の重症化

アレルギー

野菜に含まれる食物繊維は、便秘を解消し腸内を綺麗にします。便秘はお腹が苦しいだけではなく、腸内では、溜まった老廃物が腐敗、発酵し悪玉菌が増殖します。その悪玉菌が作ったガスや有害物質を、体は何とか外に排出しようとしますが、便秘なので簡単には排出されません。そこで血液に取り込み、汗として体の表面から出そうとするのです。

皮膚では通常であれば古い細胞から新しい細胞に生まれ変わる新陳代謝が行われていますが、血液に乗ってやってきた有害物質に新陳代謝を阻まれ健康な肌になることができません。その結果が肌荒れになり、荒れた肌からは雑菌やウイルスなどが入り込みやすく、ヘルペスや吹き出物、アトピーなどの症状は悪化してしまいます。

そしてさらに正常な新陳代謝が行われにくくなる、という負のスパイラルに陥ります。 また、腸内の有害物質が汗として出てくるので、体臭がきつくなります。 体の免疫細胞の半数以上は町内にあると言われています、食物繊維を摂って腸内の環境を整えると、免疫力が上がり生活習慣病やガンになりにくいと言われています。

症状その4 イライラ、落ち込み、うつなどの神経障害

イライラ

野菜不足は、自律神経の乱れを起こし体の不調ばかりではなく、精神面の不調も招いてしまいます。野菜から摂取されるビタミンB群やミネラルは「セロトニン」と呼ばれる気持ちを穏やかに安定させ、幸福感やヤル気を感じさせる働きのある脳内物質の生成に必要です。

セロトニンが不足するとイライラしたり落ち込んだり、攻撃的になったりと感情の起伏が激しくなります。セロトニンの欠乏状態が続くとうつ病を発症することもあります。 また、ストレスに負けない心と体を作るにも野菜は欠かせません。野菜にはストレス耐性を上げるビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

症状その5 ドロドロ血液、高血圧

血液ドロドロ

ドロドロ血とは、いわゆる高脂血症のことです。脂肪や糖分の多い生活、正常に働かない代謝機能、体内にたまった老廃物などの要素が、高脂血症を招きます。もともとは柔軟性に富んだ赤血球ですが、ドロドロ血の中では脂肪が付き柔軟性を失って毛細血管までスムーズに流れなくなってしまいます。

このように体中に酸素や栄養分が十分にいき届かないことで、高血圧、動脈硬化、狭心症、心筋こうそく、脳こうそく、腎臓病など、命にかかわる重大な病気になるリスクが高まります。

症状その6 抜け毛、シワ、シミなどの老化症状

抜け毛・シミ・シワ

新陳代謝を正常にし、肌のターンオーバーを促進するのには、ビタミンが必要です。また、フラボノイドなどのポリフェノール類やリコピンなどの抗酸化成分は、さまざま要因で発生して体をサビさせる活性酸素を取り除いてくれます。野菜不足になると、活性酸素から体を守る術も少なく体のあちこちの老化が早まってしまいます。

2.野菜不足が招く子どもへの影響

その1 身長や体重が伸びない、または肥満になる

「身長を伸ばすにはカルシウムの多い牛乳を飲むべきだ」、とはよく言われ、確かにそのような面もありますが、カルシウムは何も乳製品だけに多く含まれているわけではありません。野菜にも豊富に含まれていますし、野菜を食べることでカルシウムだけではなく、成長期に必要なビタミンやミネラルも複合的にバランスよく摂取することができます。

仮に、ビタミンの比較的多い豚肉や、カルシウムの多い乳製品で一日の必要量を取るとしたら、今度はカロリー摂取がオーバー気味になってしまいます。大人と同じように、脂っこいものやファーストフードを食べ、野菜を食べない生活を続けてしまった結果、子どもの肥満は現代病を言われるようになりました。

その2 イライラ、落ち着かない

成長期の子供が野菜不足になってしまうと情緒面や精神面、脳の発達にも影響が出てきてしまいます。すごいスピードで新しいことを覚えどんどんできることが増えていく時期の脳には、やはり野菜のビタミンやミネラルは必須です。

また、情緒の安定させる働きの脳内物質の生成もされにくく、いつもイライラ、かんしゃく持ちの子どもになったり、クヨクヨしたり、ものごとに対して無気力、投げやりなどが目立つ子どもになってしまうこともあります。

その3 虫歯になりやすい

自然とよく噛むようになります。よく噛むことで、顎の発達を促し、唾液も多くなるので口腔内も健康に保つことができます。顎がしっかり発達すると、歯並びも良くなり、虫歯になりにくくなります。

野菜を食べずに、柔らかいものや甘いものばかり食べていると、顎が発達せず、歯並びが悪くなり虫歯にもなりやすくなってしまいます。野菜は歯ごたえのあるものが多く、繊維質も豊富ですので、歯の掃除にもなりますし、よく噛むことによって唾液も増え口腔内を健康に保つことにも繋がります。

3.簡単にできる野菜不足の補い方

その1 一日に必要な野菜の量

厚生労働省が推進している成人が一日に必要とする野菜の量は、緑黄色野菜と淡色野菜を合わせて350グラム以上となっています。両手に山盛り一杯がおおよそのその量です。

また、食物繊維の量ですと一日20グラムが望ましいとされ、これはキャベツ一玉分に相当します。 これほどの野菜の量を毎日摂るのは、一人暮らしの人や外食の多い人、不規則な生活をしている人にとっては、なかなか難しいことと思います。

その2 調理法によっては栄養素が流れてしまうことも

ビタミンは、ビタミンCやビタミンBなど水に溶ける水溶性と、ビタミンAやビタミンEなどの脂に溶ける脂溶性があります。切って水にさらしただけでも、ビタミンCなどは流れ出てしまいます。

加熱すると壊れてしまうビタミンや生野菜にしか含まれない酵素などもありますし、反対に油いためにすると吸収率が高まるような栄養素もあります。野菜の特性を生かした調理法を覚えておくことも、効率よく栄養素を摂るために大切なことです。

その3 たくさん食べるためには

生野菜だとサラダボール一杯でも、ゆででお浸しにすると小鉢に収まるような量になります。野菜をたくさん食べるには、かさを減らすのがよいでしょう。ただ茹でるだけですと栄養が流れてしまいもったいないこともあるので、ゆで汁ごと食べられる野菜スープや具だくさんみそ汁、野菜カレーなどにするのがおススメです。

生の食品に含まれる酵素も、からだにはとても良いので、サラダなどの生野菜も食べましょう。 一日350グラムの野菜を毎日食べるのは、なかなか難しいことだと思います。

まして、全体に摂る食品は一日30品目を目安にするのが望ましいとされているので、ますます大変な感じがしてきます。 そのようなときは、普段の食事にも意識して野菜を取り入れるほか、サプリや青汁などをプラスしても良いでしょう。

4.青汁の効果と注意点

注意1 野菜不足解消にはピッタリの青汁

普段の食生活ではなかなか補いきれない野菜不足を解消する方法として、野菜ジュースや最近ブームのスムージー、青汁などが挙げられます。中でも特に青汁がおススメです。 野菜ジュースは飲みやすい反面、加熱殺菌やろ過による栄養価の損失や、味の調整に果物などの糖分を加えているのでカロリーが高くなります。

スムージーは、フレッシュなまま調理するので酵素や繊維も残り満腹感もありますが、やはり手間がかかることと、一杯あたりの単価が割高なことが、長く続けるには問題になってきます。

その点青汁は、緑黄色野菜の栄養がそのまま入っていますし、粉末状で体内に吸収されやすく、長期保存もききます。上手に食事に取り入れることで、野菜不足が解消でき、生活習慣病をはじめとしたさまざまな病気や症状の予防に役立ってくれます。

注意2 飲めば飲むほど効き目があるわけではない

全てのことに万能なものがないように、栄養価たっぷりの青汁にも飲むときの注意点があります。 青汁も、ほかのサプリメントや健康機能食品と同様に「適量」とされる摂取量があります。飲めば飲むほど効く、をいう訳ではありません。

青汁にばかり頼っていては、緑黄色野菜の不足は補えますが、大根やキュウリ、ハクサイなどの淡色野菜や海藻、豆類などの栄養素は入っていないものもあります。「青汁さえ飲んでいれば野菜は食べなくていい」、と誤解しないようにしましょう。

また、青汁に多く含まれる食物繊維は、体にとって非常に有効な成分ですが、取りすぎるとかえって水分を吸収しすぎて便秘が悪化したり、体重が増えたりします。腸内にたまった食物繊維が他の栄養素の吸収を阻害してしまう、ということもあります。 くれぐれも、過剰摂取は控えましょう。

なお、おすすめの青汁は「国内で売れてる青汁5種類のレビューが本当か実際に全部買って試して徹底比較してみた」で詳しくご紹介しています。確認してみてください。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。野菜不足になることは、多くのリスクをはらんでいることが分かりました。できる限り食事には野菜を多く使い、足りない部分は青汁などで補給しつつ、健康な毎日を心がけてください。

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